アプリをリリースする前に確認する7項目

AI作業環境とノートパソコンを置いた机

ビルドが通ったことと、ユーザーがストアから使えることは別です。作業を段階に分けると、どこで止まっているかが見える。

先に結論

「ビルド成功」を「リリース完了」と数えない。

ビルド、ストア処理、テスト配布、実機QA、審査情報、提出、公開後確認を別々に記録します。ひとつの画面だけで完了判定をしないのが最短ルートです。

7段階に分ける

段階確認すること
1. 仕様主要機能、対象OS、ログイン、課金、プライバシーの範囲を確定する。
2. ローカル型、Lint、ビルド、主要画面の表示を確認し、再現手順を残す。
3. EASどのプロファイル・バージョン・ビルド番号で作ったかを記録する。
4. ストア処理アップロード後に処理が完了し、対象バージョンへ選択できるかを見る。
5. 実機QAインストール、起動、主要導線、ネットワーク切替、権限、異常終了を確認する。
6. 審査情報説明、スクリーンショット、連絡先、ログイン情報、審査メモを揃える。
7. 公開後公開ページ、インストール、初回起動、問い合わせ導線を確認する。
アプリ公開を仕様、検証、ビルド、ストア処理、実機、審査、公開後に分ける図
公開ゲートを分けると、ビルド成功だけで完了扱いする誤判定を防げる。本文用のオリジナル図解です。

公式情報で押さえるところ

Expo公式は、EAS BuildをExpo/React Nativeのバイナリを作るサービスと説明し、EAS Submitはストアへバイナリを送る手段として案内しています。iOSではアップロード後にApp Store Connectで処理され、TestFlightから本番公開へは別途ビルド選択と審査提出が必要です。

Expo公式:EAS Build / Expo公式:Submit to app stores / Apple公式:提出ビルドの選択

審査前に見落としやすいこと

  • ログインが必要な機能に、審査用のアクセス方法がない
  • バックエンドを停止したまま審査に出している
  • スクリーンショットと実際のアプリの表示が違う
  • テスト端末でしか起きないクラッシュを確認していない
  • 公開後のサポートURLや問い合わせ先が未整備

Appleは、クラッシュやバグ、正確なメタデータ、審査用のアクセス方法、稼働中のバックエンド、実機テストを審査前の確認事項として挙げています。審査通過は保証されないため、チェック結果と未確認項目を分けて記録します。

Apple公式:App Review Guidelines

条件で答えが変わるところ

ビルドが成功しても、ストア処理が止まっている、実機で再現しない、審査用ログインがない、公開後URLが未確認なら、読者にとってはまだ使えません。完了を一つのチェックマークにまとめず、止まったゲートを残します。

このブログでの運用

アプリごとに「実装完了」「検証完了」「ストア処理完了」「審査提出」「公開」を別の状態で管理します。AIがコードと検証を進めても、本人のアカウント権限や実機操作が必要なゲートは、未完了のまま明記します。

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